この運動は自転車好きの女性チーム「チームねこばば」荒川、比企丘陵、奥武蔵の峠をフィールドとする「比企チャリ日記」と協力して作りました。
きっかけは震災直後に赤十字やコンビニなどに設けられた募金箱に募金するだけでは気持ちが収まらず、何か自分がここ(関東)にいても現地の人と同じように体を動かして、それが遠く離れても被災地の力となることはないかと思ったことでした。それで、まだ寒い時期で節電も言われていた3月14日から、(健康にもいいし)と自転車通勤を復活させて、通勤も趣味でも自転車に乗った距離を募金額としようと考えたのでした。そのように考えている人(団体)は、他にもあるということを、ほどなく知ったのですが、私たちのきっかけはこんな感じだったのです。それぞれに(いろんな環境にあっても、自分が復興に参加できて、周りのみんなと一緒にできることはなんだろう)と考えて辿り着いたアイデアなのだと思います。
1km=10円運動をはじめた私の最初の支援は、その当時、大地震の陰になってスポットの当てられてなかった長野県栄村への募金と物資の支援でした(3月24日頃のことです)。そして被害の深刻さと長期のケアということを考えたときに、自分以外の人ともアイデアを共有しようと思い、HPで伝えようと思いました。同時に、自分の考えが及ばない大きな団体に長期にわたって募金することは気持ちが続かないと思っていたので、ピンポイントで現地の人の生活に直接役に立ちそうで支援したいと思ったところを紹介していくことにしました。メインのロゴマークについては「比企チャリ日記」というブログを書いておられるkanさんに作っていただきました。ホームページは4月20日に一緒にスキーに行ってアイデアに賛同した友人が、1ヶ月後の5月21日の糸魚川ファストランに間に合うように作りました。(糸魚川では運動を紹介する機会をいただき、多くの方からのあたたかい募金で支援物資を購入し、三陸に届けに行くことができました。)ホームページの内容の他、何かお気づきの点があれば、「お問い合わせ」からお願いします。(加藤・井上)

興味のある方はブログもご覧ください。

チームねこばばブログ

サイクリストとして継続的に何かできることはないか、またいわゆる募金や義援金というものだけでなく、自由な発想で自由な使い方をすることで、何が日本の復興に役立つのかを考えるキッカケになってくれればいいなあと思う人たちの思いをまとめたものがこの「1km=10円運動」です。(ブログ本文より)

比企チャリ日記

いっぱい走って、心も体も元気になって、震災の復興に役立てれば、言うことない。「1km=10円」募金運動ということなので、拡散希望で広げてみませんか。(ブログ本文より)